令和6年度専門的看護実践力研修事業「看護管理者研修」を11月22日(金)?29日(金)?30日(土)?12月7日(土)に開催しました。オンラインによる研修を3日間と、集合研修1日(3日目)を行いました。
元旦の震災からの復興という大きな課題に立ち向かう道半ばの厳しい状況の中、能登北部地域の病院の皆様方も含めて76名が参加しました。
今年度から、研修目的は「人口減少、超高齢化時代の医療を担う看護管理者として活躍できるよう、看護管理に関する基本的な知識について学び、管理者としての自己の役割と実践を展望する。」としました。講師の先生方から、理論を踏まえた実践や看護管理実践における熱い思いを学ぶことができたと思います。また、3日目の対面研修は、講師の先生の思いがダイレクトに伝わり、グループワークで悩みや課題を共有し、意見交換ができるなど有意義な時間となりました。
研修を終えた受講生からは、「倫理的にも感銘を受け、改めて看護師として、管理者として身の引き締まる思いになりました。」「経営や組織については全部が全部理解できたとは言い難いですが、すぐに役立てることができるように思います。」「労務管理についても、広い範囲で知らないことも知ることができ、とても良い研修だったと思います。」「能登で震災を体験し、その際の対応大変助かりました。それについても大変な思いをされた事がよくわかりました。」など多くの学びや感想が寄せられました。
webも取り入れながら対面を盛り込む研修方法が好評でした。今後も調整しながら多くの方にご参加いただけるように工夫していきたいと思います。ご参加いただいた皆様、講師を担当いただいた先生方に心から感謝申し上げます。
企画?運営担当:池田富三香、出口まり子