地域ケア「パーキンソン病いきいきリハビリ教室」の活動を報告します

2025/09/24

パーキンソン病体操教室

共催:石川県立看護大学地域ケア総合センター事業:第8回パーキンソン病いきいきリハビリ教室

金沢医療センターKMCパーキンソン病体操研究会:第23回パーキンソン病体操教室

協賛:石川県PD友の会

後援:北國新聞社

日時:2025年9月23日(火:祝日)14:00‐16:00

場所:石川県本多の森庁舎内1階 本多の森会議室 第2会議室

講師:厚生連高岡病院 リハビリテーションセンター 言語聴覚士 毛利 永吏子先生

演題目:「パーキンソン病の発話と嚥下の障害について」

リハビリ教室: KMCパーキンソン病体操研究会のスタッフによるリハビリ教室

運営スタッフ:金沢医療センター5名(坂尻先生、リハスタッフ)、看護大4名(教員2名、学生2名)、参加者:53名

 

【当日の様子】

厚生連高岡病院リハビリテーションセンターの毛利永吏子先生からは、言語聴覚士を目指した経歴とリハビリにおいては行動変容をもたらすための教育学、心理学的なアプローチが大切であるとのお話を伺った。その後、パーキンソン病の話すことに特化したリハビリ法LSVT?LOUDについて紹介をしていただいたが、このリハビリ法は繰り返し大きな声を出すことで無意識に身に着けるべきことが身につく教育学を背景にプログラムされているとのお話を聞くことができ、エビデンスに基づくリハビリの大切さを学ぶことができた。さらに、LSVT?LOUDについては実演も含めわかりやすく解説していただき、口のリハビリの大切さを実感することができた。

KMCパーキンソン病体操研究会からは、音楽に合わせたリハビリについての実演があり、講演に訪れたパーキンソン病患者さんからは好評をえることができた。

今回は、予定されていたプログラムのほか、北陸大学の大畑教授より歩行支援ロボットの実演もあり、パーキンソン病患者さんに歩行支援ロボットの体験を行っていただいた。