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令和5年度 認定看護師教育課程修了生フォローアップ研修を開催しました

2023年12月25日 up

令和5年度 認定看護師教育課程修了生フォローアップ研修会を開催しました

令和5年11月3日(金)、対面を中心としたハイブリット方式でフォローアップ研修会を実施しました。

新皇冠体育センターは、令和5年11月1日に十周年を迎え、午前の部は記念講演会を開催しました。講演会は170名の参加者があり、「これまでとこれからの日本医療に応えるために深化する認定看護師とは」をテーマに、日本看護協会研修学校元課程長で、認定看護師教育課程に長年にわたり携わった溝上祐子先生(東京医療保健大学大学院 准教授)の講演でした。認定看護師制度が変化し、特定行為研修を受講する看護師も増加する中で、修了生の中には自己のキャリアアップに悩んでいる者もいた様子でした。「認定を取って終わりではなく、今後どう活用するのか、どう成長していくかを考えさせられた」「認定看護師の立ち位置が再確認できとても興味深い内容だった」「これからは病院だけに留まらず、地域での活動にも参加して行く必要があることを改めて感た。」などの意見が多くあり、修了生にとって大きなエールになりました。

 午後は、感染管理?認知症看護のコースに分かれて研修会を行いました。

感染管理では、山形大学医学部附属病院 検査部?感染制御部部長 森兼啓太先生の講演、修了生の活動報告を行い、森兼啓太先生を囲んで、日頃の悩みや感染管理の今後について座談会を行い99名の修了生と5名の認定看護師によって活発な意見交換がされました。特定行為研修制度や地域との連携など、変わりゆく時代の流れを見極めながら認定看護師としての役割を自身の中で明確にして歩み続ける決意を新たにしました。

 認知症看護では、修了生84名と認定看護師2名が参加して、石川県立看護大学 学部長 川島和代先生の講演と修了生によるシンポジウムが行われました。一貫したテーマは「誰もが暮らしやすい希望ある共生社会実現のために」で、川島先生を交えて活発な意見交換ができました。認知症の方々の見えない認識を可視化し、最後まで人としてかかわり続けることの大切さを皆で分かち合い、認定看護師として活動していきたいと思いました。

同じ時間を共有し、学ぶことで、明日からの実践への大きな活力となったとの声が多くあり、今後もネットワークを活かし認定看護師としての役割を果たしていけるよう支援していきたいと思います。

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