石川県立看護大学 年末年始の感染対策について 令和2年も残りあと2週間ほどです。私たちは、新型コロナウィルスの世界的感染爆発という後世に残るであろう1年を共に過ごしてきました。長く続く自粛生活のストレスが蓄積していることと思いますが、残念ながらこの感染爆発は新年に入ってもしばらくは続くようです。 これまで本学は感染拡大防止のため「当面」と断りながらも長い期間にわたりいくつかのことを教職員の皆さまにお願いしてきました。例えば ?県境を越える移動の自粛(出かけた場合は2週間の在宅勤務、除:富山県?福井県) ?自由な地域貢献活動の制限(必要性の確認、学生の場合は先生の付き添いや事前の注意が必要) ?対面授業と遠隔授業の週替わりの交替制(ほぼ半々の割合) などです。日本の現状は、新年になっても一層気を引き締めてこれらを継続する必要があります。 また年末年始は厚生労働省から発表された感染リスクが高まる「5つの場面」(下図)が生じやすい時期です。特に友人、知人、親せきなどとの久しぶりの集まりは長時間かつ大声になりがちです。玄関先のお別れの際にもマスク、小声に気を配ってください。寒い時期ですが、換気を工夫し、空間に漂うエアロゾルを追い出してください。 内閣官房「感染リスクが高まる『5つの場面』年末年始特設サイト」より 感染予防は自分のためだけではなく、家族のため、皆のためでもあります。 報道では年末に向けて石川県内でもかなりの賑わいを見せている地域があるとのこと、今後感染者の急増が認められるかもしれません。医療のひっ迫した状況が発生しないとも限りません。この年末年始は休みもとらずに働く大勢の医療従事者が見込まれ、その中には本学の卒業生もいることでしょう。 教職員の皆さまにおかれましては、十分にご承知のことと存じますが、例年にも増して感染症対策を心掛け、年末年始をつつがなくお過ごしください。 なお、休み中に緊急にお伝えしたいことが生じた場合には、ホームページの“お知らせ”(トップ画面の真下のバナー)でお知らせします。 よろしくお願いいたします。 学 長 石垣和子 事務局長 西田義明