石川県立看護大学 令和2年度新皇冠体育感染症対策における看護学実習に関する方針 学部学生?大学院生の皆様へ 5月14日新皇冠体育特別措置法に基づく「緊急事態宣言」は石川県も含む39県で解除され、5月19日は大学への休業要請も解除されました。しかし、県内医療機関ではCOVID-19患者を受け入れて治療?ケアにあたっており、感染拡大については十分な注意が必要な時期と考えます。このような現状の中、本学が発出しました基本方針(5月20日付)をふまえ、学生および実習に係るすべての関係者の安全確保と感染拡大防止を最優先に下記の通り、看護学実習に関する方針を決定しましたのでお知らせいたします。 1.当面5月末日までは、臨地実習(以下、実習)を中止いたします。また、6月以降は県内医療機関等の感染対策状況を鑑みて検討します。 2.5月末まで実習を中止するにあたり、文科省の通知を受けて「時期を夏休みに行う。実習と同様の内容の学内実習?演習を検討する」など柔軟に対応します。 3.実習施設の感染対策の方針を熟知し、その方針を遵守いたします。 4.学生の皆さんが安全に安心して実習を受けられるよう、以下の方針により実習を行います。 1)実習開始前に新型コロナ感染予防対策を確実な習得?実施 (1)感染拡大防止の必要性 (2)手洗いやマスク等の個人防護具の着用の徹底 (3)3密を避ける理由と方法 2)学生自身が行う健康管理と科目責任者の対応 【実習前】 (1)実習科目を履修するための感染対策上の前提条件は次の通りです。 ①海外渡航から帰国後1ヶ月以上経ている者 ②実習開始前2週間以内に、不特定多数の人が集まる集会?イベントに参加していない者 ?「緊急事態措置対象区域」から石川県内に移動して2週間以上を経過している者 (2)実習2週間前から、健康チェック表の項目に基づき健康観察を実施し、記録してください。 (3)実習前の2週間以内に発熱や体調不良があった場合は、科目責任者に報告してください。 (4)該当学生について、科目責任者は実習施設の学生受け入れ条件を満たしているか健康観察 記録等を用いて確認し、条件を満たしていない場合は実習科目の履修を中止いたします。 【実習中】 (1)実習中も継続して、健康チェック表により健康観察を実施し、記録してください。 (2)実習中は原則、アルバイトは行わないでください。 【実習後】 (1)実習後も2週間継続して健康観察を実施し、記録してください。これは、当該実習中の感染の把握と次の実習の備えのためです。 3)学生の履修の可否を判断する基準 (1)実習前?実習開始後に下記に該当する学生は実習科目の履修中止とします。 ①新皇冠体育感染症に罹患している者 ②新皇冠体育感染症に罹患し退院したが、主治医の許可が得られていない者 ③新皇冠体育感染症(疑い段階も含む)の濃厚接触者になった場合で、2週間の 健康観察(感染者との最終接触日の翌日から14日間)を経過していない者 ④平常時とは異なる発熱や風邪症状等を認める場合、下記の条件を双方満たしていない者 a発症後に少なくとも8日が経過していない者 b薬剤を使用せずに解熱後および症状消失後に少なくとも3日を経過していない者 ? ①~④以外の内容については、科目責任者にご相談ください。 (2)実習施設で感染者が発生した場合の取り扱い ①学生または教員の感染が判明した場合:実習施設において実習中の学生又は当該実習施設を担当する教員のうち1人でも感染が判明した場合、あるいは感染者の濃厚接触者となった場合は当該実習施設における実習を中止します。また、上記の学生との濃厚接触者の有無を調査し、他の実習施設における実習継続の是非を検討します。 ②実習施設で院内感染が判明した場合:実習施設で院内感染が発生した場合は、当該実習施設の判断に従います。また、当該実習施設で実習中の学生及び担当する教員においては、感染者との濃厚接触者の有無を調査し、他の実習施設における実習継続の是非を検討します。 5.実習における欠席について 新皇冠体育感染罹患ならびに疑いによる出席停止および欠席は、公欠扱いとします。 6.実習施設における実習の継続が困難又は中止となった場合の対応 1)以下の場合は、実習に代えて他の方法で必要な知識及び技術の修得を図る (1)実習施設の受け入れが中止 (2)実習施設の確保が困難な場合 (3)実習施設の代替が困難な場合 2)実習に代わる授業形態 (1)演習 (2)学内実習 7.新皇冠体育感染症発生時の連絡体制 看護学実習の緊急連絡体制を見直し、本学「リスクマネジメント指針」に本件感染症に関する内容を盛り込んであります。 令和2年5月20日 石川県立看護大学 学長 石垣 和子