石川県立看護大学

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新型コロナウィルス感染に対応する本学の基本方針(5/21付)

基本姿勢

 本学の存する石川県は、令和 2 年 5 月 14 日付で政府による緊急事態宣言対象地域から解除された。 大学に対する 石川県からの 休業要請も 5 月 19 日に解除され た ところであるが、基本的な感染対策や不要不急の都道府県をまたいだ移動の自粛などの感染拡大防止に係る取り組みは引き続き求められている。 本学もその方針を理解し、 新型コロナ感染 防止に資することを目指して学生と教職員に求められる行動変容を堅持する。また 本学は 引き続き 新型コロナウィルス 情報を科学的根拠から随時見定め、今後に想定される感染再拡大の危険性を常に注視する。一方で、全国 的に認められる現在の感染拡大の収束傾向に鑑み、教育活動や教職員の 個別 活動に対する方針を 次の通り取り決めるものである 。


教育活動について

 学生教育においては、本学は 遠隔 授業の緒についたところであり、 今後一定期間継続してこの教育方法を 定着させ、万が一の 感染 再 拡大 時の教育活動に備える 必要がある。一方で、 対面授業を再開 する意義やキャンパスに学生が集う意義 にも配慮し、全国及び近隣の感染拡大収束状況等を見定め、学内環境 に留意しつつ可能な範囲で下記の通り対面授業を再開する 。
○ 6月15日以降から対面授業 講義?演習?学内実習 の 再開 を図る。
○ 学外からの非常勤講師による対面授業 も 6月15日以降 再開する 。(ただし、非常勤講師が 県外在住者の場合は当面 は遠隔授業を継続 する。 6月初旬を目途に こ の方針を 見直す。また、看護職の教育に 必須と考えられる臨地実習については、 臨地側において 先を見通せない時期 をやや過ぎ、少しずつ状況の改善が感じられることから、下記の通り、可能な施設に依頼してゆく。 さらに医療機関の看護職募集も開始されており、 県境を越える就職活動等についても下記のとおりとする。
○ 6月1日以降は臨地実習 受け入れ の可能性を探り、 相手先の了解が 得られた場合は、 学生の感染拡大防止意識?行動の徹底を図 った上で 臨地実習科目を履修させる 。
○ 就職活動は 6 月 1 日以降解禁する。 緊急事態宣言下の地域に出かけた場合は、帰県後2週間の自宅待機期間を設ける。
○ 学生による地域をキャンパスとした活動は、原則禁止を継続する。特段の必要性がある場合は、対象地域、活動方法等を考慮して判断する。


教員の個別活動について

 教員の研究活動やそれを社会に還元する社会貢献活動は教員としての本来的な存在動機や意欲、そして教育活動の源泉ともなるもので ある。しかし 新型コロナウィルス感染拡大への懸念から そのような 個別 活動 に伴う出張に対しては、この間 制限 を加えて きた。 一方、 4月16日からの 緊急事態宣言下において 本学の施設環境 と その運用 、 教職員の感染拡大防止の意識や行動も改善されている。 加えて全国的な感染拡大の鎮静化の傾向に鑑み、 この間禁止してきた 出張を伴う 個別活動について 下記の通り一部 の変更 を 行う 。
○ 県境を越える出張については禁止する。ただし緊急事態宣言が解除されている地域への出張については、感染拡大の状況を精査して 5月末に 見直す。
○ 県境を越えない出張で 非常勤講師や医療機関における兼業 、個別調査 研究活動 のための出張 は、 出張先の了解に加えて 出張先の 感染防御体制が整備されていることを条件に認める。
○ 県境を越えない出張で地域貢献が目的の場合は、対象、活動方法、必要性等を考慮して判断する 。 以上

【参考】学生教育関連の活動 教員の研究活動、社会貢献活動等について

令和2年5月21日 石川県立看護大学長 石垣和子

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